婚活疲れという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
結婚相談所や恋活・婚活系のマッチングアプリで出会いを求め、多くの人と会い、「顔はそこまで好みじゃないけど、性格は穏やかそうだし、結婚相手にはいいかも」「でも、やっぱり、この人と恋人関係になるのは無理!」とかいろいろ考え、なんか違う、いいと思ったけど上手くいかなかった、とかそんなことを繰り返しているうち、「結婚できるんかな・・・」「私、無理かも・・・」とネガティブな感じになり、婚活そのものに疲れるというケースです。
僕もペアーズをやって、複数の人とやりとりし、実際に何人もの人と会ったときに、似たような状況に陥ったことがあります。
そこまで結婚に焦っていなかった僕ですらそうなんだから、本格的に婚活してる女性とかだと、次から次へと男性に会って、悩んだり、迷ったり、うまくいかなったり、論外だったり、いろいろしてたら、そら心身ともに疲れてしまうでしょう。
といって、ピンポイントで理想の相手に出会う方法はないので、地道にいろいろな人に会ってみるしかないんですけど、婚活を効率よく進めるために、 一定の基準を明確にもつことが大切 です。
嫌な人、無理な基準を明確にするのが効率のいい結婚のポイント
大好きな彼氏・彼女でも直してほしいところはある
何もかもが完璧で、自分との相性もバッチリなんて人は、なかなかいません。
もしかしたら世の中に一人、二人いるかもですが、その人と出会う確率はかなり低いでしょう。
実際に、付き合っている彼女・彼氏でも「ここは直してほしい」ってところが1つや2つはあるもんで、 マイナス面がある=その人とは付き合えないってことではないはず です。
(逆に、そこまで完璧さを求めると、それこそなかなか付き合える相手とは出会えないので、婚活は難航すると思います)
なので、マッチングアプリでも結婚相談所でも、100点満点の相手を望まないのが大切です。
というか、そんな100点満点の人なんていないという前提から始めましょう。
広い世界に一人か二人いるかいないかの人を探すのは砂漠で落としたピアスを探すようなもので、そもそも無理難題というか、ほとんど不可能なんです。
それを「見つかる」と思って全力で頑張り、なかなか結果が出なかったら、そら疲れますよね。
そこで大切になってくるのが、100点満点の人はいないという前提に立ち、たとえば「どんだけイケメンでも年収500万以上じゃないと無理」とか、どうしても譲れないポイントを最初に明確にすることです。
譲れない明確なポイントを考える
- いきなりタメ口な人
- 性格が攻撃的な人
- ギャンブルをする人
- 上から押し付けるような物言いをする人
- 実家暮らしの人
- 年齢制限
- 年収制限
思いつくままにいくつか挙げてみましたが、 絶対にこういう人間は無理だっていう基準は誰にでもある でしょう。
ま、年齢や年収なんかはマッチングアプリのプロフィール項目などで事前に確認できますが、細かい性格などは会ってみないとわからないところもあると思います。
ただ、こういう人は無理と自分の中で明確なラインを引いておけば、それがわかった時点で「その人はなし」となって、次にいけます。
そうじゃないと、「けっこう言葉づかいが気になるけど、まあ顔カッコいいし、しっかり定職にもついてるし、ひとまずキープで」ってなると思いますが、この「ひとまずキープ」が増えると、疲れる原因になってしまうんです。
つまり、対象者が一人か二人くらいならじっくり考えたり、比べたりできますが、5人とか6人とか複数になると、それぞれの特徴を細かく覚えてられなくなります。
仮に細かく比較できたとしても「一番年収のいい人を選ぶ」といった明確な基準がないから、誰がいいのか自分でもよくわからなくなるし、その作業がわずらわしくなってきたことが、婚活疲れにつながっていくわけです。
なので、多少のマイナスには目をつぶってキープしようという方向ではなく、設定した条件にそぐわないとバッサリいくと決め、それ実践することで婚活の効率は一気に上がります。
ただ、次々バッサリいったら、付き合える人みつかるの? それこそ一生出会えないような気がする。って思う人もいるかもしれません。
でも、大丈夫! 出会えるときは、拍子抜けするくらい、自分にぴったりな人とスムーズに出会えます!
逆に手広く構えていると、自分の望んでいる人がブレて、「本当にこの人でいいのかな」とか迷いを生じさせます。
相手を絞ることでターゲットが明確になるわけですね。
確かに分母は少なくなるけど、それが本当に自分に合った人との出会いの確率を高めてくれるわけだよ。
婚活をするなかで見えてくる基準もある
最初に明確に引ける基準って、年収とか年齢とかになると思いますが、婚活をやっていろいろな人と出会っていくうちに、自分の志向性というか、「こういう人はやっぱ無理」って基準が見えてきます。
たとえば、上であげた「実家暮らしの人」は知り合いの女性がいってたことなんですけど、一緒に住み始めると家事の分担が難しく、金銭感覚も違うから難しいとのこと。
もちろん、実家暮らしの人でも炊事洗濯をしっかりと分担してこなしてくれる男性もいるでしょうけど、「そういう例外もいる」と思って保留にしておくとキープの人が増えてしんどくなるという悪循環におちいってしまうので、きびしく、明確にラインは引いたほうがいいでしょう。
僕自身のことでいうと、マッチングアプリをする際に、住んでいる大阪以外にも、検索の対象地域を近隣の兵庫・京都・奈良も広げていましたが、実際にそれらの地域の人とマッチングして、会ったとしても2回目、3回目がなかなか続きませんでした。
なので、自然と大阪在住の人を中心に探すようになったわけですが、このように婚活をやっていくなかで自分の中の基準もより明確なものになっていくので、やりながらその精度を高めていきましょう。
あきらめず、継続することが大切
明確な基準を設け、ダメと思った人はその時点でそれっきりにすることで、 婚活の効率は格段によくなります。
ただ、そうはいっても、すぐに運命の人と出会えるとは限りません。
ただ、マッチングアプリなどで恋人・結婚相手をみつけた友人、知人、またはネットの感想などを見たり、聞いたりしていると、「この人!」って相手とは突然に出会います。
これまでの試行錯誤、煩悶がなんだったんだ!ってくらい簡単にというか、自然な感じで出会い、トントン拍子に付き合うところまでいくみたいです。
「婚活は運だ!」って言ってた人もいました。
つまり、福引・おみくじでいうところアタリは必ず入っていて、それが1回目に出るか、100回目に出るかはわからないけど、アタリがないってことはない。でも、出るときは簡単にアタリが出るから、続けることが大切と。
なので、ぜんぜん上手いこといかん!と婚活の頭打ち状態に凹んでる人、疲れてる人も、めげずに頑張りましょう。
きっと素敵な出会いは待っています!
さいごに
マッチングアプリなどでの婚活で上手くいって、本当に結婚までいったという人をたまに目にします。
ただ、その人たちも婚活をやってすぐに運命の人と出会い、そのままスイスイ結婚までいったわけじゃないでしょう。
その結婚した相手とは別の異性とも顔を合わせたことがあるでしょうし、それも一人、二人じゃなく、何十人と会ったって人も少ないはずです。
なので、あきらめず継続しましょうというのが今回のお話でしたが、成果の上がらない婚活はなかなかに大変です。
だからこそ、婚活を続けていく中で自分の志向や無理の基準を明確にし、その基準に達していない人はバッサリいって、次の人に向かいましょう。
その地道な繰り返しが、結婚につながる大きな一歩になります。あきらめずに頑張りましょう!