ペアーズを始めたのは37歳になったばかりの夏のこと。
当時はペアーズの仕組み自体よくわかっていなくて、やっていくなかでなんとなく覚えていく感じでしたが、ありがたいことに始めたばかりの頃は女性の方からもたくさん「いいね!」をいただき、けっこう多くの方とマッチングさせていただきました。
全部が全部鮮明に覚えてないけど、最初に会った女の子の話を書かせてもらいます。
ペアーズでマッチングして最初に会った女性
ペアーズ始めた直後は女性からもいっぱい「いいね!」が来て、並行して何人かの方とやりとりしていたわけですが、最初にお会いしたのは京都在住の看護師をしている20代後半の女性でした。
大阪から京都は近いといえば近いんですけど、ちょっと出かけるには微妙に距離のある感じで、どっちがどっちの住んでる地域に行くかを決めないといけないわけですが、そこは男性の僕がお伺いし、彼女のいきつけというイタリアンで食事をすることになりました。
聡明な20代後半の看護師さん
相手の女性のことをああだこうだと評するのは恐縮ですが、ある程度ディティールを書かないと話も前に進まないので記憶を思い出しつつ書くと(何せ3年くらい前の話なので)、特別美人というわけでもないけど普通に可愛らしい感じの女性で、何よりおしとやかで、気づかいのできる感じの雰囲気が好印象でした。
ちなみに、彼女と僕は同郷(関西)で、出身校が県内の最上位の公立校出身で、頭もかしこい。
別に頭の良さや職業で相手を選ぶわけではありませんが、当然ながらマイナス評価ではなくプラスの印象には働くわけで、全体的な印象としてはとてもいい感じでした。
女性の僕への評価は?
相手が思う自分の評価を自分で書くのも微妙なところですが、これもいちいちつまずいていると前に進まないので書くと、けっこういい感じに思っていただいていたと思います。
「すごくモテルんじゃないですか?」みたいなことも言ってくださってたし(自惚れではなく、客観的な証拠の提示として)、食事自体が全体的にいい感じだったので、どんな話をしたのか細かいところは全部覚えてないけど、少なくともお互いに悪い印象ではなかったと思います。
その後の展開
「また会いましょう」みたいなやりとりはしていましたが、結論からいうと連絡はどこかのタイミングで途切れ、二度目はありませんでした。
残念!とは思ったけど、そのときの僕の心境はといと、「ま、えっか」くらいの軽い感じのものでした。
それは、しょせんアプリでの出会いだからこんなもんやろ的な感じでそう思ったわけではなく、なにせ当時はペアーズ始めたばかりの頃で、「いいね!」がいっぱい来るバルブ全盛期の頃です。
サイトの特性上、複数の女性と並行的にやりとりをするわけで、その全員と実際に会うわけじゃないけど、画像とやりとりの雰囲気で「会ってみたいな」と思う女性は何人かいたわけです。
その中から仮に何人かと会ったとして、一度会った女性の全員と二回、三回と会うってことも現実的ではないし、仮にそうなったらそれはそれでしんどいし、適度に数が絞れていくのはいいんじゃないかくらいに思っていました。
そういった意味においての「ま、えっか」だったというわけです。
>>京都の看護師さんと出会ったマッチングアプリ【ペアーズ公式サイト】
体験談によるペアーズの教訓
余裕をかまさず1回1回を全力で
ペアーズの教訓とか小見出しにつけて、ちょっと大げさに見えるかもしれませんが、この最初の女性との出会いで僕が学んだこと。
これは事後的に気づいたんですけど、「余裕かますな!」ってことです。
なんや、それ?って感じかもしれませんが、説明すると、上で書いたようにペアーズはその仕組み上、必然的に複数の異性と同時多発的にやりとりをすることになります。
普通、友だちの紹介とかコンパとかだと、この娘いい!と思った「この娘」は当たり前ですけど一人なわけで、しかしながら ペアーズの場合、この娘いい!と思った「この娘」が複数存在 してしまうんです。
何言うとんねん、こいつと思ったかもしれませんが、よく考えてみてください。
普通に生きてたら、会社の同僚の○○ちゃんが可愛いなとか、得意先の△△さんいい感じだなとか、付き合う対象として「いいな」と思うのは自分の行動範囲内で、それもちょっと「いいな」と思うくらいだとよくあるけど、「付き合いたい」くらいに好意を寄せる相手は基本的には一人、あったとしてもせいぜい二人くらいまででしょう。
それがペアーズやっちゃうと次から次へと、ぎょうさん出てくるわけです。
いっぱい出会えることが仇となることもあるんだ
次から次って、それ、めっちゃええやん!と思ったあなたは素人です。
まあ、確かに「めっちゃええ」側面もあるんだけど、贅沢な話ですが選択する大変さみたいなのも出てきます。
(遊び目的だったら多くの出会いはありがたいんでしょうけど、しっかりとお付き合いできる人ひとりを探している場合、けっこう大変だったりするんです)
んで、選択できてめでたく一人の人と付き合えれば御の字ですが、次から次へと会っているうちに一回一回の本気度が、どうしても薄くなってしまいがちです。
一目ぼれする勢いで「この娘、めっちゃええな!」となればいいんですけど、「ええ感じやな」くらいだと、とりあえず今ほかでやりとりしてる娘とも会ってみてみてから考えてみようとか、どうしても一回一回の緊張感が薄れるわけじゃないけど、希少性が薄くなってしまうんですよねえ(体験者の弁)。
つまり、「まあ、この娘あかんかっても、今やりとりしてるあの娘もええ感じやもんな」という視点が常につきまとうわけで、その余裕をなくせ!というのが上で書いた僕の教訓になるというわけです。
実際に、この最初に女性と音信が途絶えたとき、「ま、えっか」くらいの感想をもったと書きましたが、振り返ってみて、後になって、「ああいう娘が結婚するには良かったように思う。失敗した」と、ちょっと思いました。
後の祭りいうやつですね。
他を絶つ勇気も大事ということで
これ親孝行といっしょで、お父さん、お母さんに感謝の気持ちをこめていろいろやってあげようと思ったときには両親は大病を患っていたり、亡くなっていたりって感じで、 「よし!」と気づいたときにはもう遅い!
と事後的にはよくわかるんだけど、その道中は余裕かまして、「また次の機会」と次から次へといってしまい、事の大事さに気づかいないんですよねえ(体験者の弁)。
だから、自戒の念も込めてお伝えすると、「けっこういいな」と思ったら、「他にやりとりしている女の子が何人かおるから」と余裕をかまさず、しっかりとその相手と向き合うことが大切です!
僕の振り返ってみて、結果的にそんな風に思いますが、最初からその視点を持てるのはかなりのアドバンテージでしょう。
次から次へではなく、1回1回を大切に、全力でやれば、ペアーズできっと素敵な出会いはあるはずです。頑張って恋人を見つけましょう!